はじめに

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はじめまして。現役薬剤師の管理人です。

こちらのサイトでは美容と美肌の教科書ということで、コスメ全般の基礎知識についてご案内していきたいと思います。

ご愛顧いただければ幸いです。

管理人

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防腐剤とは

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化粧品にはアミノ酸、糖類、天然油脂などカビや微生物のエサとなる成分も使われています。

もし、これらの微生物が混入して繁殖したら、化粧品が変質し肌トラブルの原因となります。

一般に化粧品は使用期間も食品に比べてはるかに長いため、微生物に汚染される危険性が高いのです。

また、化粧品の使用中に手指などから、微生物が入りこむこともあるので、長期間安定した品質を保持するためには、防腐剤の添加が必要になります。

もっとも代表的なのはパラベンで、そのほかにフェノキシエタノール、安息香酸、ヒノキチオールなどがあります。

酸化防止剤とは

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化粧品に使用される原料、とくに油性成分のなかには酸化しやすいものもあります。

酸化によりにおいが変化したり、皮膚への刺激の原因となることもあります。

化粧品にとって必要な品質を保持するために、酸化防止剤の添加が必要になります。

酸化防止剤の代表的な成分であるトコフェロール(ビタミンE)は「身体の老化を予防するビタミン」として知られており、体内の物質の酸化を防止する働きがあります。

この効果により、化粧品に多く利用されています。

界面活性剤って肌にいいの?悪いの?

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そもそも、水と油という混ざりあわないものをくっつける働きの成分なので、肌に触れたときに皮脂とくっつき、皮膚の中に浸透させる働きもあるのです。

しかし、メイクなどの油性の汚れを落とすためには必要な作用だったり、クリームなど乳化したものはその働きが安定しているので、一概に悪いとは決められません。

敏感肌の人はクレンジングや洗顔料など、配合成分には気をつけたほうがいいですね。

界面活性剤とは

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界面活性剤は、ひとつの分子内に油になじみやすい部分(親油基または疎水基)と水になじみやすい部分(親水基)の両方をもっています。

この性質を利用して、洗浄、乳化、可溶化(水に溶けにくい物質が溶けるようになること)・浸透・分散(微粒子の状態で存在するようになること)などの働きがあります。

・この性質を利用して出来る乳化のO/W型とW/O型

乳化とは、油と水が細かい粒子になって分散することで、水と油が完全に溶解しているわけではありません。このとき、界面活性剤の働きによって水の中に油が分散した状態(O/W型)や、反対に油の中に水が分散した状態(W/O型)にすることが可能です。乳製品でたとえるなら、水の中に油が分散している牛乳がO/W型、バターのように油の中に水が分散しているのがW/O型です。

・W/O型とO/W型の見分け方

手の甲に塗布し、水で洗い流したときに流れれば、外側に水分があるO/W型、流れなければW/O型です。

<界面活性剤の種類と特徴>

1.陰イオン・アニオン型/水に溶けると親水基の部分が陰イオン(アニオン)になるもの

 主用途は石けん、シャンプー、洗顔料など。成分としては名前の最後に「~石けん」、「~塩」とつくもの。高級脂肪酸石けん/N-アシルアミノ酸塩/アルキル硫酸エステル塩など。

2.陽イオン・カチオン型/水に溶けると親水基の部分が陽イオン(カチオン)になるもの

 主用途はトリートメント、制汗剤など。成分としては名前の最後に「~クロリド」、「~アンモニウム」とつくもの。ベンザルコニウムクロリド/ベヘントリモニウムクロリド/塩化アルキルトリメチルアンモニウムなど。

3.両性イオン・アンホ型/水に溶けるとpHにより陽イオンや陰イオンになるもの

 主用途は名前の最後に「~ベタイン」とつくもの。成分としてはコカミドプロピルベタイン/アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインなど。

4.非イオン・ノニオン型/水に溶けたときイオン化しない親水基をもっている。ほかの界面活性剤と組み合わせやすい

 多くの化粧品に使われる。成分としては名前の最後に「~グリセリル」「~水添ヒマシ油」とつくもの。ステアリン酸グリセリル/PFG-60水添ヒマシ油など。

油性成分とは

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角層に含まれる水分が外部へ蒸発することを防ぎ、水分量を保つ(エモリエント効果)ために配合される成分のことです。

そのまま使用するより、乳化させてクリームや乳液、美容液として使うことが一般的です。柔軟効果も油性成分の役割のひとつです。

・液状 : たとえば、メイクおとしに使うもの、角層の水分量を保つもの、汚れなどのなじみをよくしたり、肌の上でのすべりをよくしたりする。

 オイルのおもな成分
 ・鉱物 : トリメチルシロキシケイ酸(シリコーン油)、ジメチコン(シリコーン油)、ミネラルオイル(石油由来)
 ・天然 : スクワラン(サメ由来、植物由来のものも)、ホホバ油(ホホバ実、種子由来)

・半固形 : たとえば、乳液では、オイルとペーストを混ぜあわせることによって浸透性があり、エモリエント感があるような使用感をつくることができる。

 ペーストのおもな成分
 ・鉱物 : ワセリン(石油由来)
 ・天然 : シア油(シア果実由来)、カカオ脂(カカオ種子由来)

・固形 : たとえば、クリームでは配合を多くすることによって、保護膜をつくる。

 ワックスのおもな成分
 ・鉱物 : パラフィン(石油由来)、マイクロクリスタリンワックス(石油由来)
 ・天然 : ミツロウ(ミツバチ巣由来)、キャンデリラロウ(植物由来)