はじめに

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はじめまして。現役薬剤師の管理人です。

こちらのサイトでは美容と美肌の教科書ということで、コスメ全般の基礎知識についてご案内していきたいと思います。

ご愛顧いただければ幸いです。

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界面活性剤って肌にいいの?悪いの?

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そもそも、水と油という混ざりあわないものをくっつける働きの成分なので、肌に触れたときに皮脂とくっつき、皮膚の中に浸透させる働きもあるのです。

しかし、メイクなどの油性の汚れを落とすためには必要な作用だったり、クリームなど乳化したものはその働きが安定しているので、一概に悪いとは決められません。

敏感肌の人はクレンジングや洗顔料など、配合成分には気をつけたほうがいいですね。

界面活性剤とは

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界面活性剤は、ひとつの分子内に油になじみやすい部分(親油基または疎水基)と水になじみやすい部分(親水基)の両方をもっています。

この性質を利用して、洗浄、乳化、可溶化(水に溶けにくい物質が溶けるようになること)・浸透・分散(微粒子の状態で存在するようになること)などの働きがあります。

・この性質を利用して出来る乳化のO/W型とW/O型

乳化とは、油と水が細かい粒子になって分散することで、水と油が完全に溶解しているわけではありません。このとき、界面活性剤の働きによって水の中に油が分散した状態(O/W型)や、反対に油の中に水が分散した状態(W/O型)にすることが可能です。乳製品でたとえるなら、水の中に油が分散している牛乳がO/W型、バターのように油の中に水が分散しているのがW/O型です。

・W/O型とO/W型の見分け方

手の甲に塗布し、水で洗い流したときに流れれば、外側に水分があるO/W型、流れなければW/O型です。

<界面活性剤の種類と特徴>

1.陰イオン・アニオン型/水に溶けると親水基の部分が陰イオン(アニオン)になるもの

 主用途は石けん、シャンプー、洗顔料など。成分としては名前の最後に「~石けん」、「~塩」とつくもの。高級脂肪酸石けん/N-アシルアミノ酸塩/アルキル硫酸エステル塩など。

2.陽イオン・カチオン型/水に溶けると親水基の部分が陽イオン(カチオン)になるもの

 主用途はトリートメント、制汗剤など。成分としては名前の最後に「~クロリド」、「~アンモニウム」とつくもの。ベンザルコニウムクロリド/ベヘントリモニウムクロリド/塩化アルキルトリメチルアンモニウムなど。

3.両性イオン・アンホ型/水に溶けるとpHにより陽イオンや陰イオンになるもの

 主用途は名前の最後に「~ベタイン」とつくもの。成分としてはコカミドプロピルベタイン/アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインなど。

4.非イオン・ノニオン型/水に溶けたときイオン化しない親水基をもっている。ほかの界面活性剤と組み合わせやすい

 多くの化粧品に使われる。成分としては名前の最後に「~グリセリル」「~水添ヒマシ油」とつくもの。ステアリン酸グリセリル/PFG-60水添ヒマシ油など。

油性成分とは

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角層に含まれる水分が外部へ蒸発することを防ぎ、水分量を保つ(エモリエント効果)ために配合される成分のことです。

そのまま使用するより、乳化させてクリームや乳液、美容液として使うことが一般的です。柔軟効果も油性成分の役割のひとつです。

・液状 : たとえば、メイクおとしに使うもの、角層の水分量を保つもの、汚れなどのなじみをよくしたり、肌の上でのすべりをよくしたりする。

 オイルのおもな成分
 ・鉱物 : トリメチルシロキシケイ酸(シリコーン油)、ジメチコン(シリコーン油)、ミネラルオイル(石油由来)
 ・天然 : スクワラン(サメ由来、植物由来のものも)、ホホバ油(ホホバ実、種子由来)

・半固形 : たとえば、乳液では、オイルとペーストを混ぜあわせることによって浸透性があり、エモリエント感があるような使用感をつくることができる。

 ペーストのおもな成分
 ・鉱物 : ワセリン(石油由来)
 ・天然 : シア油(シア果実由来)、カカオ脂(カカオ種子由来)

・固形 : たとえば、クリームでは配合を多くすることによって、保護膜をつくる。

 ワックスのおもな成分
 ・鉱物 : パラフィン(石油由来)、マイクロクリスタリンワックス(石油由来)
 ・天然 : ミツロウ(ミツバチ巣由来)、キャンデリラロウ(植物由来)

水溶性成分とは

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水に溶ける水溶性の成分です。

水分を逃がさないようにする保湿剤や肌を引き締める成分、水に溶ける防腐剤など、さまざまな成分があります。

単独で配合するよりも、数種類を組み合わせたり、油性成分と組み合わせることでより効果を発揮します。

1.液状成分

化粧水からクリームなど、いろいろな化粧品に配合されています。肌へのなじみをよくしたり、感触の調整としても用いられます。

<おもな成分>
・肌を引き締める効果→エタノール
・保湿、防腐効果→BG(1,3-ブチレングリコール)
・保湿・感触調整(高機能)→グリセリン

2.粉状成分

乳化を安定させるためや、感触調整、使用性向上という目的で高分子化合物を入れることがあります。

<おもな成分>
・増粘(安定化・感触調整)→カルボマー
・吸湿、膨潤→ポリアクリル酸Na
・増粘(安定化・感触調整)→カラギーナン

※増粘とは、粘度を高め、とろみを出すなどの感触を調整したり、乳化したものを分離させないように安定化させることです。

化粧品の原料について

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化粧品には、使用目的や使用部位、使用方法に合わせて、化粧水や香水のような液状のもの、クリームのように乳化されているもの、フェイスパウダーのように、粉状のものなどがあります。

化粧品を構成する原料には、水に溶ける水溶性成分、油脂に溶ける油性成分、乳化や洗浄などに使われる界面活性剤、色や質感をつくる粉体などがあります。

また、添加成分には、香料や皮膚を美化するための成分、感触をよくする成分、そして化粧品を安定に保つための成分など、いろいろな成分が組み合わさって一つの化粧品になっています。