基底膜について

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基底膜は表皮と真皮の境目に存在するわずか0.1ミクロン(lmmの1万分の1)の薄くて繊細な膜で、表皮の生まれ変わりを順調に維持するための情報伝達をしたり、表皮と真皮の間の栄養物、老廃物などの移動にかかわる大切な働きをしています。

また、若い皮膚の表皮と真皮ははっきりとした凹凸状にかみあって、しっかりくっついていますが、基底膜はこの表皮細胞の接着の足場になっている膜であり、表皮と真皮を接着させる役割をしています。

さらに、リンパ球や神経線維など特殊な細胞を除き、ほかの細胞が通りぬけられないため病原菌などの進入を防ぐ役割もしています。

若く弾力のある肌の基底膜はしっかりとした曲線で表面積も大きく、皮膚の伸びちぢみがよく、弾力性があります。

老化すると基底膜も扁平になり、弾力がなくなってしまうのです。

表皮の大事な機能

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皮膚のもっとも外側に存在する表皮は、水分の保持や感染からのバリアとして機能し、皮膚の生まれ変わりもになっています。

1.細胞間資質とは?

細胞間脂質は水となじみやすい部分と、油となじみやすい部分の両方をもっています。角層の中で、細胞間脂質が規則正しく並び、さらに水分と油分が何層にも重なりあって(ラメラ構造)、強力なバリア機能と水分保持機能を果たしています。

2.NMFとは?

アミノ酸がおもな成分で、水分をつかまえる働き(吸湿性)を持ちます。

3.メラノサイトとは?

基底層の細胞の問には,樹枝状突起をもったメラノサイトが点在しています.メラノサイト内にはラグビーボールのような形の袋があり,その中でメラニン色素はつくられ,周りの細胞に送りこまれます.

メラニン色素が生成されるメカニズムは,肌が紫外線などの刺激を受けると「メラニンをつくれ」という情報をメラノサイトヘ伝え,メラノサイト内で酵素チロシナーゼが活性化します。

4.皮脂と汗の役割とは?

皮膚は昔から肌表面からの水分の蒸発を防いでいると考えられてきました。

この皮脂膜皮脂の成分とともに汗の成分である乳酸やアミノ酸なども含まれています。

皮脂のバリアとしての役割はあまり高くありませんが、皮脂が少ないと肌が乾燥しやすいことも事実です。

汗は肌に直接水分を補給するという意味で、肌をよい状態に保つために必要です。

皮脂と汗、どちらも肌表面の柔軟性を保ち、保護作用を高めるために重要な役割を果たしています。

皮膚のしくみと働き

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私たちが皮膚といった場合、一般的に目に入るのは皮膚表面です。

皮溝の幅が狭く浅い皮膚は、きめ細かく、すべすべです。

反対に皮溝が広く深くなると皮膚表面の凹凸が目立ちます。

通常、年齢が若いほどきめこまかく、性別では男性より女性のほうがきめこまかい皮膚をしています。

皮溝・皮丘のでき方や毛孔の状態はひとりひとり違います。性別や年齢によって異なり、同じ人でも体調、気温や湿度、紫外線の影響などで変化することもあります。

化粧品が有効に働くのは表皮なので、どんな構造でどのような役割をになっているのかを理解することは、スキンケアを適切に行うためにも大切です。

表皮角化細胞は表皮の一番下にある基底層の細胞から生まれ、分裂を繰り返すことでつくられます。表皮はわずか0.2mmほどの厚さで、上から順に角層・顆粒層・有棘層・基底層で構成されています。

1.顆粒層(かりゅうそう)

角層のすぐ下にあり,2~3層の扁平な形をした細胞からなる層で,この細胞を穎粒細胞といいます。

2.有棘層(ゆうきょくそう)

基底層の分裂で生まれた有棘細胞の層です。有棘細胞の外面には多くの突起が見られ、細胞と細胞が棘で結ばれているように見えます。

3.基底層(きていそう)

表皮の一番下にある層。

4.角層

表皮の一番外側にあり、NMFや細胞間脂質などのバリア機能の働きでうるおいを保ち、皮膚を乾燥から守っています。

最後に、肌の上のうるおいベール:皮脂膜は何でできているのでしょうか。

1.トリグリセリド 41.0%
2.ワックスエステル 25.0%
3.脂肪酸 16.4%
4.スクワレン 12.0%
5.ジグリセリド 2.2%
6.コレステロールエステル 2.0%
7.コレステロール 1.4%
※数値は平均値です。

はじめに

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はじめまして。現役薬剤師の管理人です。

こちらのサイトでは美容と美肌の教科書ということで、コスメ全般の基礎知識についてご案内していきたいと思います。

ご愛顧いただければ幸いです。

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